私も73歳になって毎朝植物に水をまくようになりました。以前だと考えられませんが毎朝28個の植木鉢に水を与えて、枯れないでくださいねとお願いしています。この1年間でやっと1本の植物も枯らさないことに成功しています。私が植物を育てるなんてもう前代未聞で全く興味はなかったのですが、やってみるとなかなか楽しいものです。朝の忙しい時間の中で続けることに喜びを感じています。さて来年の『50周年記念行事』を今計画していますが、グループ会社のこれからの50年間で1番必要なこと、1番大切なことは『人材育成』なのです。私はやっと50年かけて人の大切さを分かったというか、『企業は人なり』に目覚めました。今までの私はもうなりふりかまわず仕事に徹して走り続けましたから、一人一人の社員さんを見ていませんでした。せいぜい私に分かることは、名前と顔の分かる人は100人くらいだったでしょうか。今1,900人いるのですから、それでは社員さんを大切にしているとは間違っても言えません。しかし私は人の名前を憶えられない特殊な能力がありますから、まぁ1,900人の社員さんの名前を憶えるのは無理なのです。しかし一人一人の社員さんを全員成長させて人材育成を成功させないと、会社の未来も将来性もありません。どうやって一人一人の社員さんを一人前の人材として育てていくのかが大きな課題となっています。前月号のわくわく夢ニュースで、激しい求人と採用と退職の現状と人材育成の難しさについて書かせていただきました。3社合計で2年間の採用人数は1,025人。これはもの凄い良い数字なのですが、退職転職が725人もいますから、2年間の純増社員は300人で合計の社員数は1,869人(2025年12月)なのです。これが今の日本の人手不足の現状であって、その中でも私達は成績の良い会社なのです。採用にも力を入れて、育成にも力を入れて、1人でも多くの良い社員さんが会社を辞めないで会社に残ってもらえるためにどうすればいいのか。答えは社員さんにとって『良い会社』になるしかありません。お客様第一も大切ですが、これからは社員第一の会社にならないと会社は生き残れないのです。来年からの採用活動は全く新しいやり方で行いますので、多数の人数が採用できることでしょう。しかし採用しても辞める人が多いと意味がありません。それが人材育成と定着の難しさでしょうか。しかし私は人材育成は簡単だと考えています。動物も植物も人間も同じ生物ですから、植物がどう育つのかを見ていて分かりました。(1)植物は自らの力で育ちます。(2)しかしそこに栄養を与えないと枯れてしまいます。(3)あと太陽の光や土壌などの育つ環境を作ってあげないと枯れてしまいます。(4)あと大切な事は植物は愛情を与えないと成長してくれません。(5)そして試練に耐えることです。天然自然の日照りや暴風雨に耐えて成長するので強い植物になります。この5つは人間でも全く同じだと思います。しかし1つだけ植物と人間と違うのは、人間は『助け合う』ということと、お互いの欠点を補い合って良い所を伸ばして『チームで成長』することです。この(6)番目の『助け合ってチームで育つ』ことが会社という組織で人が成長して会社が発展する法則なのだと気付きました。(1)~(6)を実行して人を育てます。
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