サイトへの新規登録物件の調査結果を発表
投資不動産の情報サイトを運営する健美家(東京都港区)は14日、『東京23区マンション投資利回りの平均』調査結果を発表。
最も利回りが高かったのは葛飾区だった。
対象となったのは2016年9月から17年2月までに同サイトに新規登録された収益不動産2万9597件。
1年前の調査と比べ、全体的に利回りの低下が目立った。
1年前、利回り5%台の中央区、千代田区、港区のほか、今年は墨田区、江東区、文京区、渋谷区にまで拡大した。
同じく1年前に利回り8%台だった足立区、葛飾区、江戸川区は、今年は葛飾区のみとなった。
北千住駅のある足立区は8%台から7%台に、赤羽駅のある北区も7%台から6%台に低下した。
同社はこの結果に対し、リクルート(東京都千代田区)SUUMO(スーモ)が発表する『住みたい街ランキング』で投資家の注目を集め収益物件の売買が活発になったことが利回り低下の要因とみている。