イベント企画やルールつくりで自治強化


全国で250棟の学生寮を運営する共立メンテナンス(東京都千代田区)は10日、寮内の入居者間コミュニケーションを促進する活動報告会『第2回レジデント・アシスタント成果発表会』を開催した。

レジデント・アシスタント(以下、RA)は、同社が管理・運営する学生寮において、入居者間のコミュニケーションを円滑にするために設けている学生リーダーだ。
当日は19寮の各3人のRAが、1年間の取り組みを発表した。

立教大学の学生寮『RUID志木』では、2016年からRA制度がスタート。
外国人留学生のいる国際交流寮だが、これまで留学生と日本人学生との積極的な交流はあまりなかった。
イベントなどを企画し、交流促進を図ることで「友達が増え、寮生活がいっそう楽しくなった」「さまざまな価値観を知ることにつながった」との声が挙がっているという。

RAは、同社が管理・運営する学生寮において、入居者間のコミュニケーションを円滑にするために設けている学生リーダーだ。
各寮から有志で入居者3人を募り、イベントを企画したり、自治のためのルール作りなどに取り組んでいる。

学生寮を人材育成の場にできないかという声を受けて15年から開始した。
RA制度を通じて自治をサポートすることで、入居者の付加価値アップにもつなげたい考えだ。
佐藤充孝社長は「集団の中でどう人と接するか、コミュニケーションを図るかを学ぶ機会にもなる。2年目が経過したが、制度が機能しつつあるようだ」と話した。





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