アパマン昭和町店の2名が重軽傷


21日19時すぎ、アパマンショップ昭和町店(大阪市阿倍野区)の男性店長と従業員の2名が刃物で重軽傷を負わされる事件が発生した。
逮捕された溝上ユキオ(66・無職)容疑者は同店の利用客だった。

大阪府警阿倍野署によると、重傷を負った男性店長は9月23日15時現在、集中治療室に入っており、意識は回復しているという。溝上容疑者の身の上についてはコメントを控えている。

同店を運営するレンタルハウス関西(大阪市)の山崎晋平社長によると、溝上容疑者は同日16時頃に一度来店し、男性従業員に対して「自宅の部屋の中の物が移動されている」「誰かが侵入したんじゃないか」などと苦情を入れていた。
その後19時頃に再来店し、店長を連れて同店から徒歩1分圏内の容疑者宅である賃貸マンションへ確認にいった際、男性店長が建物内で危害を加えられたという。
溝上容疑者はその後同店に戻り、店内の男性従業員に向けて包丁を突き付けて「殺すぞ」などと叫んでいたところを、その場にいた男性従業員に取り押さえられた。
男性従業員は腕に6針の軽傷を負ったものの、店内の客にけがはなかった。

山崎社長によると、同店は今年4月に事件のあったマンションを溝上容疑者に仲介しており、「当初は明るいおじちゃん、という雰囲気だった。生活保護受給者だが、阿倍野界隈では珍しいことではなかった」という。
苦情が来るようになったのは1~2カ月前からで、同店は自主管理をしている家主に相談して鍵を交換して対応したが、苦情が絶えることはなかった。





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