久々の更新!
コロナ華やかなりし現在(それも既に下火か)皆さま如何お過ごしでしょうか?
いや、なんかブログ久々過ぎて何を書いて良いか分かんない自分がおりますが(笑)
何となく覗いてみたら最終更新から2年も書いてない過疎ブログに、
昨日も20人位の人がチラ見してくれてまして。
こんなんじゃ~イケないな!
と一念発起!
またボチボチとブログを更新させてもらおうかな?と思っている次第です。
不動産の業界でも、私がブログを更新していない二年の間も色んな事が起こりましたね~。
遠くは「かぼちゃの馬車事件」
近くは「コロナショック」
「かぼちゃ」に関しましては3年前の夏に、実は書籍に書かせて頂く話がありまして。
当時はまだまだ「事件顕在化前夜」だったので、調子こいて予言書のように
「これから起こるであろう事」
をツラツラ原稿として書いて居たのですが、同時に不動産屋さんのお仕事がめっちゃ忙しくなりまして・・・
結果、原稿をほっぽり出し・・・(;´Д`)ハハハ
「書く書く詐欺」を繰り返していたらいつの間にか「予言の書」が
予言でも何でも無くなってしまい(笑)
書くことを断念(テヘッ
いや、笑いごっちゃ無く、ご期待して(いたかも知れない)関係者の方にご迷惑をお掛けしました事を、深くお詫び申し上げます。m(_)m
まぁ、原稿は7割出来ちゃってますので、そのうちこのブログで垂れ流します(え)
さて、近くでは今だ渦中に居ると言える、コロナショック。
こちらは甚だ深刻だと思われます。
武漢肺炎やべえ!と言われだした2月の末くらい。
「こりゃ~やべえな!」
と判断しました私は経営している不動産屋さんを早々にリモートで活動できるようにしまして、
2月下旬より、ボボ・ブラジル。
ありし日のボボ・ブラジル氏
もといホボ自主軟禁生活を続けております。
もちろん、その間にも入退去の対応や重説契約、決済なんかもこなしておりますが、
リモートで出来る事はホボ・ブラジル。
おしい、でもボリビア。
もといホボリモートで行い、仕事を究極効率化。
仕事以外の時間は観たかったアニメを見たり、
20年くらい疎かにしていたゲームを真面目に取り組んだりと
ヒャッホーな生活を満喫しておりますよ~!!!!!
昨晩も仲良しの大家さんとリモートで麻雀大会!
(諏訪さん、タキさん、ニーノさん、お疲れした!)
こんな生活が、かれこれ90日だよ!
こんな長い夏休みもらったこと無いよ~!
いや~!サイコー!!!大人ってサイコー!!!!!
いや、もちろんジョーク。
だって笑ってでもいないと、メゲチャウデショ?
比較的(ほんと比較的ですよ)ショックは少ないと思われる「賃貸」不動産の業界でも、
今後間違いなく余波は免れないでしょう。
実を言えば現場では、すでに「家賃の減額交渉」や「失職による退去」などが起こっております。
減額交渉の方は元コーヒー屋、現粉モンで大儲けしたシャチョーさんが「家賃モラトリアム法案」をぶち上げた事を、
メディアが「面白い所だけ抜粋して報道」したころがピークで、今は少しだけ落ち着いた感がありますが。
でも実はそれって本当に困っていた飲食店の皆様が、志半ばで倒れてしまった事で実数が減っているようにも思えてます。
しかし、冷たい見方をすれば、我々不動産賃貸業を営む者を含む全ての事業者が倒産のリスクを双肩に担ぎ、
この大地に立っている訳です。
とんでもない災厄、世界規模の破滅の波に攫われた事とはいえ、力が及ばなかったのは事実。
気の毒ではありますが、我々にとっても明日は我が身です。
結局何が言いたいのかと言えば、我々賃貸不動産業者も事業者であり、金持ちの道楽で突っ立っているワケでは無いのです。
ほぼすべての同志たちは金融機関から多額の融資を受け、日々返済と納税と空室率と戦っている訳なのです(笑)
「家賃まけて」
「Yse! We can!」
とはいかないのです。
では、家賃交渉に対して「絶対にNO!」なのかと言えば、それはそれで愚の骨頂。
事業者である以上私は損得のバランスを見据え「条件交渉には応じる」事も必要だと思っております。
最近の私の事例を具体的に書かせて頂くと、都内でさる町工場を賃貸しておりますが、
こちらの社長さんからの家賃減額交渉には「条件付き」で応じました。
理由は至極シンプル。
今までのつきあい
以上です(笑)
この場合
娘さんが可愛い
というのも一応加味しております(うぉい!
いや、今までの付き合いの中でもキチンと誠実に家賃払ってくれてますし、人となりも見知ってますから(汗
それにここは少し我慢してでも借りていてもらいたいという「場所」でもありますしね。
キチンと、痛みを分け合う事を私の中で「得」とした訳です。
他方で、リノベ終えたばかりで早く埋めたいマンションの一室があるのですが、そこに数日前に内見が入り
申し込みとなりましたが、申込書を送ってきたポンコツ仲介が
「お客さん3000円家賃を負けてくれないとキャンセルとのことでーす」
と言ってきたので
0.0000000002秒位のスピードで
「じゃキャンセルで」 (# ゚Д゚)
とお断りしておきました。
「え、じゃ満」
「キャンセルで」(´Д`#)
「え、ではお客さんに満額で良いか聞い」
「キャン・セルで!」 (#・`д・´)
何度か食いつかれましたが(汗)
こんなんキャンセル以外の決断は取れない訳です。
ホントは借りて欲しい!
こんな最中だから、喉から手が出るほど!!!
という魂の欲求に対し、私の本能が
「はぁ!?オメェ何言ってんの!!???」
と猛烈に拒否(攻撃に近いw)を示したのでした。
全く付き合いの無い中、初見で特に理由も無く
「家賃まけて。まけなきゃ入らないから」
なんて交渉してくる人間では先が見えてますからね。
その意味で、断固「NO!」と判断したわけです。
今後、ここをお読みの同士の皆様の元にも「家賃の減額交渉」や「失職による退去相談」が入る事と思います。
その際は是非思い起こしてください。
交渉の相手が、どんな「人」であるのかを。
危機に瀕して今までにない、本当の人間性が牙を剥くというような事は、もちろんあります。
しかし、交渉の際には「ソロバン」と同時に「人」も見ることが重要だと。
これを外さない事が重要なんだと私は思っております。