有馬温泉の「杖捨橋」。
杖をついて湯治に来た人が、元気になって杖を捨てて帰っていくステキないわれ。

この橋の近くに、空き家を改修したゲストハウスがオープンしたようです。

風情ある旅館で過ごすぜいたくなひとときもいいけど、
昼は有馬の温泉街を食べ歩き。外湯で温まったら夜の有馬を飲み歩き。
宿に帰ったらあとは寝るだけ・・・

街を堪能するスタイルを提案してらっしゃいます。

あとは、肝心の「街」がどれだけ対応できるかですね。
地域ぐるみで、有馬温泉が盛り上がればいいですね。


【名湯有馬「住むように気軽に泊まって」宿泊形態に新風】

 豪華な料理に広い温泉、風情ある旅館やホテルで過ごすぜいたくなひととき-。そんな有馬温泉(神戸市)の宿泊形態に新しい風が吹き始めている。簡易な宿泊所を提供し、あとは気ままに有馬の街並みや周辺地域を楽しんでもらうための施設が近年でき始めた。もちろん、伝統と格式ある温泉宿で優雅に過ごすのも良いが、若いカップルや友人同士、外国人観光客に提示する新しい有馬の形だ。(安福直剛)

 ゲストハウス「Brucke hostel & cafe ARIMA Kobe」は、温泉街の中心地から少し離れ、「杖捨坂」と呼ばれる坂道を10分ほど上った場所にある。

 「Brucke」(ブリュッケ)はドイツ語で「橋」の意味で、近くにある杖捨橋(湯治に来た人が元気になって杖を捨てて帰る)にちなみ、客と有馬をつなぐ懸け橋になりたい-との思いから名付けられた。

 経営するのは、落合洋平さん(29)=島根県出身=と陽さん(29)=兵庫県姫路市出身=の夫婦。2018年11月にオープンした新しいゲストハウスだ。ブリュッケの立ち上げには、陽さんの中学時代からの思いが強く反映されている。

 陽さんは中学生のとき、交換留学でオーストラリアを訪れ、海外生活の楽しさを知った。人と話すのが好きで好奇心旺盛だった陽さんは、大学進学後もドイツに留学したり、アジアやヨーロッパなど30カ国以上を旅したりし、多くの人と出会い手軽に泊まれるゲストハウスの魅力を体感した。

 大学卒業後は大手ビールメーカーに就職したが「地元兵庫でゲストハウスをつくりたい」との思いは強くなる一方だったという。三宮や姫路でも物件を探して見つからなかったが、幸い、有馬で空き家だった場所を見つけることができた。

 1階のエントランスを入ると、木を基調としたおしゃれな空間が広がる。ここがカフェ&バーだ。宿泊客でなくても利用でき、午前8時から午後10時まで営業している。焼きたてのクロワッサンなどを提供する朝食や、ワインの国際資格をもつ陽さんが選ぶお酒は好評という。

 階段を下りると、宿泊客専用のオープンスペースと10人が泊まれるドミトリー(相部屋の宿泊場所)がある。1泊3500円からと手頃で、約6割は欧州を中心とした海外の客。中には1週間ほど滞在し、温泉だけでなく山登りや周辺地域の観光を堪能して帰る人もいるという。また、1階には家族など団体用の宿泊部屋もある。

 陽さんは「家に住むように泊まり、気軽に利用してもらえるとうれしい。日帰りの人から長期滞在まで、ここを拠点に色んな形の旅を満喫してもらえれば」と話す。ブリュッケTEL078・904・0066
(10月2日 神戸新聞NEXT)
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191002-00000009-kobenext-l28


土地家屋調査士 大阪 和田清人(image)
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