昨日、相続診断協会さんの笑顔相続シンポジウムに参加させていただきました。

会場のお客様の意識を聞くコーナーがあったんですが、
一般参加者のナマの反応は、結構衝撃的でした。

きょうだいに遺留分を侵害された場合、
減殺請求をすると答えた方が、全体の約半数。

みなさん、自分の権利が侵害されると、
全力で戦闘モードに入るんですね。(^^;

ところが、親の想いを綴った附言事項の一例を読み聞かされた後で、
やはり減殺請求をすると答えた方は・・・

なんと、1割ちょっとに減っちゃった。

つまり、いくら遺言を書いても、遺留分を侵害していれば半数がモメる。
親の想いをちゃんと伝えれば、モメる可能性は1割くらいまで下がります。

それでも1割の方は遺留分侵害を許さないので、
たとえば生保を使って代償金を準備しておけば、モメる要素を無くせますね。

遺言だけなら50%、
想いを伝えて15%、
遺留分にも配慮してはじめて争いがゼロに。

心の「感情」と、お金の「勘定」。
両方揃って円満相続が実現できるんですね。


土地家屋調査士 大阪 和田清人(image)
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