長野県公共嘱託登記土地家屋調査士協会(いつ見ても長い・・・)が、
「日本で海岸線から一番遠い地点」の基準点埋設に協力したそうです。
佐久市HP曰く、
「周囲は雑木林に囲まれており、特に展望が良いということはありませんが、
それを示す標柱を見ると『なるほど』と感慨深い気持ちになります。」
なるほど。海から最も遠いことを実感できるのね・・・(^^;
基準点へ行った写真を市に送れば、認定書を交付してもらえるようですよ。
山歩きがお好きな方は、ぜひ。(^^;
【「日本で海岸線から一番遠い地点」PR 佐久市、観光資源に】
(image) (image) 「日本で最も海から遠い場所はど~こだ?」-。答えは佐久市田口榊山の山の中にある。その場所は日本海と太平洋の中間点に位置し、昨秋「日本で海岸線から一番遠い地点」の測量基準点が設置された。今月十八日、関係機関から報告を受けた柳田清二市長は「長年の主張に科学的な裏付け、お墨付きがもらえた。日本一の魅力を観光に生かしたい」と期待を寄せている。
基準点を示す看板は群馬県南牧村境に近い雑木林に囲まれた山の斜面にひっそりと立つ。車が入れる地点から林道や沢沿いを歩いて一時間半もかかる場所だ。最寄りの海岸線は新潟県上越市と神奈川県小田原市にあり、いずれも直線距離で約百十五キロ離れている。
一九九六年、一人の大学生の素朴な疑問が特定を始めるきっかけとなった。国土地理院の職員が海岸線からの距離を地図上で計算すると、次点の北海道の石狩山地と比べて海から六キロ遠かった。
昨年十月、県公共嘱託登記土地家屋調査士協会(長野市)が衛星利用測位システム(GPS)を使って、緯度と経度が正確な場所に基準点の丸い金属板を埋め込んだ。市が指定していた地点より東側に三~四メートルずれた。
基準点へ続く道を散策路として観光に活用したい佐久市は、基準点で写真撮影した人に認定書を交付している。市の担当者は「海なし県の中でも一番の内陸部につながる道として、全国にPRしていきたい」と話した。(問)同市臼田支所=0267(82)3113
(5月27日 中日新聞)
土地家屋調査士 大阪 和田清人(image)