弁護士なんて外で雇えばいいじゃん、と言う人は言うが私はそう考えてない。
また、賃貸管理の仕事も、外に任せればいいじゃんと言うような考え方の人たちが多い中、当社は社内でそれを整備することを考えている。
確かに利益を考えれば、そのほうがいいかもしれないが、私はいつも将来に向けて計画をする考えを持っていて、今は先行投資と思って整備を進めている。
何故かと言うと、相続対策などの仕事をとってみても、法律的な面と税務的な面が必要であり、それを外注で頼んで何かをしようとすれば、意思の疎通がなかなかできず、時間がたってしまうことも多いし、ひゅっとするとミスにつながることも多い。
仕事をどう考えるかと言うことなのであるが、その環境が作れない時期にははっきりって作れない。
当社も会社が小さいときには、なかなか理想と現実での間で計画を先延ばしすることがあった。
ただ現状の日本の不動産業界を考えたときに、やはり我々フロンティアスピリッツを持った会社がどんどん新しい取り組み行って新しいサービスを開拓することに意義があると私は思っている。
昔、賃貸管理のマニアルを制作し、各方面から批判を浴びたことがあった。
こんなに条文の長い契約書では、契約に時間がかかるし、そもそも重要事項の説明をする宅建取引士が少ないにもかかわらず、時間をかける契約に意味がないと言うことを言われたことがある。
しかしながら実際に契約した後の処理を考えると、契約違反が書かれていない契約書など、全く意味をなさず、むしろ契約の時間と比べ物にならないほどの時間を要してトラブルの処理をすることがあるわけである。
何か新しいことをすると、古い事業を否定されるように考える人たちがいるが、例えば何もしなくても食べれると思ってること自体が衰退を意味する。
時代はどんどん流れているのに、立ち止まっていると、結果的には衰退を意味するわけである。
われわれは、この不動産コンサルタントと言う職業について、もっと社会的地位を向上させようと思っているし、もっとコンプライアンスも、技術も、向上させて、新たな誇りの持てるような仕事にしていきたいと考えている。
おかげさまで当社は、多くの方から支持され、成長を続け、名古屋、大阪に支店を出し、全国レベルに発展しているわけだが、私自身はこれを満足としない。
なぜなら、まだまだ不動産業界に不動産コンサルティングとしての技能が定着してるとは言えない。
あ、時間が。
すいません、次回に。
では。
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