これが私達の最終的なゴールドエイジの『ビジョン』で目的を達成した時のイメージです。そのために私達の『使命』があるのですが、それが『介護・看護・医療・生活支援とご家族の5つのチームケアを提供し、生き甲斐のある暮らしを実現する』ということです。 そして会社として何をするのかという会社の定義が決められています。『定義』は『介護・看護に特化した高齢者住宅を、専門知識と使命感をもったスタッフで運営する』となっています。 そして会社の『経営目的』である『高齢者が尊敬され、大切にされる日本の社会をつくる』を実現してゆきたい…。と真面目に真剣に考えて、まだまだ不完全ではありますが私達はゴールドエイジを運営しています。 今月は2017年の1月ですので堅い話で始まりましたが、今年も一年間よろしくお願い申し上げます。 さてさて今は直営のゴールドエイジが『24棟』あり、『700人』の社員さんが居るのですが、今年の12月までにあと7棟開設しますので社員さんは850人となってしまいます。そして今『24人の館長さん』が居て、年末には『31人の館長さん』となります。 さてこの館長さん達の仕事はものすごく厳しい仕事なんですね。介護業界は5K(キツイ・キケン・キタナイ・給料が安い・休日が少ない)と言われていますので、ゴールドエイジだけはこの5Kにならないように私は努力しています。しかし一般の社員さんと違って館長さんにはその館のすべての責任がありますから5Kではなく、館全体の経営責任が問われますのでこれで6Kですね。ヘルパーさんや看護士さんや給食や事務や掃除の何十人かの社員さんのすべての責任を館長一人で持つのですから厳しい仕事です。 そして入居されている高齢者のお一人お一人のご満足や不満などの責任もすべて館長さんです。考えただけで頭が痛くなるのですが、もう1つ一年中24時間無休の運営ですからその責任は365日、24時間休みなく続いているのです。もう1つ加えて、痛い苦しい病気のお世話やご家族への報告なども欠かせませんし、万一お亡くなりになった時のお世話などは精神的にも限界を超えて苦しく厳しい仕事となります。 私などはこの41年間相当に苦しい厳しい仕事をしてきたと自分では思ってはいるのですが、このゴールドエイジの館長さん達の仕事と比べてみると、私のやってきた仕事は大したことではないなと反省してしまいます。それほど館長さんのお仕事は大変ですし、誰にでもできる仕事ではないと私は考えています。 しかし、私が去年一番嬉しかったことは、この『24人の館長さん』が一人も会社を辞めなかったことです。介護業界の一般的なヘルパーさんは平均的に2年で離職・退職するのが常識です。それほど離職の多い介護の仕事の中で飛び抜けて苦しい厳しい(楽しいこともいっぱいあるのですが)ゴールドエイジの館長さん達が一人も辞めないで頑張ってくれているのが私は一番嬉しくて、心から感謝しているんですね。 何故、この館長さん達が苦しくても厳しくても仕事が続けられるんでしょうね。それは私達には『ビジョン』があり、『使命』があり、『目的』があるからだと私は考えています。個人的な損得や利害や給料の高い低いに関係なく、私たちのやっている仕事は高齢者やご家族や社会のお役に立っているんだと思えた時にはもう恐いものは何もありませんね。どんなに苦しくて厳しい仕事でもできるのです。そして役に立っていると実感した時、感謝されて喜んでいただいた時に全ての苦労は無くなってしまいます。そしてそれ以上に働く喜びが生まれます。これが何物にも代えられない『仕事の喜び』ではないでしょうか。今年の7人の新人館長さんたちにも是非伝えていってもらいたいものです。(image)
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