用途地域により、
建物の建ぺい率と容積率が指定されています。
「建ぺい率」 とは、
敷地面積における建築面積の比率の上限のことです。
例えば、第一種低層住居専用地域で
建ぺい率が 50% なら、
145坪(479.33m2)の土地には、
145坪 × 50% = 72.5坪(239.66m2) まで
は建物を建てて良いということです。
一方で、「容積率」 とは、
敷地における述べ床面積の比率の上限のことです。
例えば、第一種低層住居専用地域で
容積率が 100% なら、
145坪 × 100% = 145坪(479.33m2) となり、
1階の面積を48坪にした場合は、
3階まで建てられるということです。
同じ面積の土地でも、
用途地域や建ぺい率・容積率の違いで、
面積の100%までしか建てられない場合と、
200%あるいは300%、400%まで建てられる場合では、
賃貸事業の収益力が違います。
また、用途地域により、高さ制限もあるため、確認が必要です。
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