江戸時代の開業で、東京都内屈指の老舗である松坂屋上野店が来年三月、熟年層向けの百貨店に生まれ変わる。客層の六割を占める五十五歳以上に的を絞り、相続などの「終活」相談や、家事代行サービス業者の派遣で、地域での存在感を強めることが狙いだ。  同店は二〇一三年二月期の売上高が五年前より17%減るなど減収傾向。テコ入れ策として、来年三月に南館を閉鎖し、一七年秋までに同じJ・フロントリテイリング傘下のパルコや映画館などの複合ビルに建て替える。 存続する本館はシニア向け店舗に八月から改装を開始した。担当者は「南館閉鎖で売り場が四割減るので、一番支持があるシニアに集中する」と説明する。 改装後は婦人服売り場の真ん中にソファを配置し、ゆったりと座りながら服選びができるようにするほか、紳士服売り場は、一度夫婦で来店すれば、次から妻だけで買いに来られるよう、夫の体形を記録に残すサービスを導入。子ども服は続けるが、若者向けの衣料は置かなくなる。 高齢世帯の困り事に対応するサービスカウンターも新設。年金や相続、墓石、葬儀などの相談に対し、同社が契約する弁護士や司法書士を紹介するほか、家具の移動などを引き受ける家事代行サービス業者を一時間五千二百五十円で派遣する。 熟年層にかじを切る背景には、上野駅周辺の人の流れの変化もある。同駅が終点だったJR常磐線、東北線、高崎線が来春、東京駅方面に乗り入れ、東海道線と相互直通となる計画で、上野を素通りする人が増える恐れがある。若者向けのパルコ、シニア向けの松坂屋と、店舗ごとの特色を際立たせることでお客を引きつける戦略だ。 松坂屋上野店の小宅祥広(おやけよしひろ)営業推進部長は「シニア層向けの商品やサービスを磨けば、横浜方面などからもシニア層を呼べるはずだ」と話す。<松坂屋上野店> 1768(明和5)年、名古屋の「いとう呉服店」が上野広小路の呉服店「松坂屋」を買収し、「いとう松坂屋」として開業。1929(昭和4)年、関東大震災で全焼した本館を再建し、百貨店業界初のエレベーターガールも導入。57年に南館を増築した。 と東京新聞が報じた。上野松坂屋はもう他界したが、うちの父が勤めていたお店♪♪是非、頑張ってもらいたい!!今、弊社でも介護保険に左右されない使い勝手の良い、「家事代行サービス」の商品化を急いでいます。すでに、シニア向けの「家事代行サービス」はいくつもありますが、年中気軽に利用してもらえるカタチを模索中・・・・そして、高齢者住宅にもセットできれば!!と頭をフル回転^^シニアビジネスプロデュースのご依頼・ご相談はお気軽に!!
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