スマイシアグループは『2030アタック500』『2030年売上500億円』を目指します。というより500億円になりそうなので十分に注意しましょうよと私は言い続けています。 今の事業の(1)『住宅建設業』の個人住宅・借家住宅・高齢者住宅は年間1,350世帯の着工数で東海4県ビルダー第1位。(2)『介護看護事業』は看護師128人を含む1,244人社員・50ヶ所2,279戸で全国で第11位の実績。 そして今年から2つの新規事業に着手しています。それは(3)『エコエネ事業』ゴミを燃やさないで20気圧の亜臨界水で分解して有機肥料やバイオガス発電を行う特許技術。それと廃タイヤを燃やさないで溶解して航空燃料やタイヤの原材料のカーボンに再生する特許技術です。約4億円の投資をしました。 そして(4)『健康事業』です。最新のがん治療として注目されているエクソソーム(国立がん研究センターの落谷博士の研究)の量産施設のバイオ工場に3億円と資本金に1億円を投資しました。あと乳がんや子宮頸がん治療の特許技術に5億円の資本参加をして投資しています。あとは自社の健康住宅の研究施設のビクマ実験室に2億円の投資をしました。 合計で15億円のお金を使ったのですが大丈夫でしょうか…。まあ新規事業というものは半分か1/4成功すればいいのです。しかしお陰様でこれらの事業は全て特許技術に守られていますので今のところは上手くいきそうです。住宅建設業は全国的にどんどん着工数が減っていて過去最低になっていますし、介護事業は今はいいのですがあと12年後の2035年には高齢者人口もピーク時1995年・871万人の70%の634万人に減少します。これからの10年30年先を考えると、私の趣味と実益を兼ねた『エコエネ事業』と『健康事業』を真剣に行うことを決定しました。どうかご期待ください。 ということで7年先の2030年には500億円売上にはなると思うのですが(私が78歳の時)…。一番危険なことは新規事業の失敗なんかではなくて、500億円を経営する経営者の『経営リテラシー』が今の会社の役員や社長にはありません。そして会長の私にもその能力が不足しているのです。この2・3年の会社の停滞を見ているとそれがはっきりと証明されています。 去年の売上269億円が2倍の500億円になるのであれば、経営能力も2倍にならなければ大きくなって倒産することは火を見るより明らかなことです。しかしおそらく500億円になってしまう…。という苦しくて辛い大きな悩みを私一人が持ち続けています。他の社長・役員はそんなことは全く考えていなくて、今月と今年の売上をどう達成するかで目一杯の様子です。 社長・役員がたった7年先のことなのに何も考えていないこと自体が経営リテラシー(経営の能力・戦略づくり・強い組織づくり)がないということ。経営能力が低いことが証明されています。ではどうすればいいのでしょうか。まあ簡単に言ってしまえば、各社長・役員が経営能力、経営リテラシーを2倍に向上させればいいのです。 しかしそれは決して簡単なことではありません。まず『座学』で本を20冊も30冊も読んで勉強して頭に叩き込んで経営ノウハウを覚えて知識を血と肉にしなければなりません。私は2,000冊以上の経営の本を読んでいますが、まだ身についているとは言えません。しかし私が先生になって教えるしかありません。 次に経営は実践と経験ですから、一人一人の役員にその苦しい体験をさせることです。あとやはりその本人に才能や能力がないと経営者として一人前にはなれないのです。さて7月から来年度に向けての新しい活動が始まりますが、この役員専門の能力アップ研修が始まります。 10月11月の来年度の『事業計画合宿』は相当に厳しい指導を私は行います。役員・社長は覚悟の程をお願いいたします。
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