もうびっくりする程のゴールドエイジの食事数ですね。現在約1,300戸のゴールドエイジの介護付き住宅を運営していますが、計算すると『年間140万食』になってしまいました。1,300戸×3食×365日=142万3,500食≒約140万食。普通のレストランを50件くらい経営しているのと同じではないでしょうか。 私も同じですが、高齢者の皆さんも『食べることが好き』ですね。私なんか食べることしか楽しみがありません。困ったものですが仕事以外に趣味のない私は、食べることに執着してしまって、カタログ販売や全国の店の通販の食材を取り寄せることが趣味になってしまっています。今年はふるさと納税にも挑戦して、地方の名物料理や干物やお肉を取り寄せたいと計画しています。 さてゴールドエイジのお食事は美味しいですか…(?)残念ながら、困ったものですが各館の社員さんは一生懸命に調理をしているのですが、皆様のお口に合わなかったり、不味いなと思われる時もあるのではないでしょうか。それは本当に申し訳なく思います。今後も努力を致しますので、ご意見やご要望を各館長までお出しください。お願い致します。 年間140万食にまでなりますと、食材の仕入れコストが下がり、皆様にお値打ちに美味しい食事が出せるのですが…。31館の31ヶ所に分かれていますので、各館の仕入れコストはあまり下がりませんね。ですから私は140万食の食品製造工場を建設しようかとも考えましたが、コストは大量生産で下がっても味を1つの規格に当てはめてしまうと、それで皆さんが満足されるのかと心配になってしまいます。各館各館の食事担当者が皆様のご意見をお聞きしながら毎日毎日改善して、少しでも美味しい食事をお出ししたほうがいいのかもしれませんね。なかなか難しいものです。 それともう1つ、食事の味の美味しさは一人一人全員違いますから、この人には美味しくても別の人には不味いと感じる場合があります。一人一人の好みに合わせて調理できれば一番いいのですが、入居者が50人・70人おみえですから一人一人に合わせることは難しいのです。そして私は肉が好きとか魚が好きとか、一人一人の食材の好みも違います。薄味とか濃い味の好き嫌いや、塩分の好きな人、塩分控えめの人。そしてやはり介護度に応じての刻み食や流動食も必要ですね。 ゴールドエイジは楽しく快適に安心して高齢者が生活する場所です。『病院』ではありませんし、介護だけを目的とした『施設』でもありません。私は高校と大学で寮生活を経験して非常に楽しい生活をしました。そもそも私がゴールドエイジを始めたのは、高齢者の皆さんにもこの私が体験した楽しい『寮生活』を体験してもらいたかったからですね。同じ年代が集まれば話が合って楽しいものです。共同生活ですから少し我慢していただいて、お互い助け合って協力して生活することは家族に甘えた生活より自立できます。人間的にも成長できるから楽しいのです。 さて『140万食』ですが、私の考えは決まっています。それは『バイキング方式』です。牛乳もリンゴジュースも好きなものを選ぶ。今日の食事のメニューは同じでも、それ以外に自分の好みに合った食べ物を選べるように1つのテーブルに何種類もの食材を並べておきます。各自が自分の好みに合った料理をお取りください。このやり方なら皆さん全員にご満足いただけるのではないでしょうか。私はそう思います。今月の館長会議で私は頭を下げて、館長さん達にお願いします。『バイキング』を実施します。
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